(26)さみしさの周波数(ISBN:404425303X)

さみしさの周波数 (角川スニーカー文庫)

さみしさの周波数 (角川スニーカー文庫)

4篇を収録した短編集。どれも読ませるなー、と職人気質を感じさせるお話。
個人的には、「未来予報」かな。なぜあの時はお互いに知らんぷりしてたのかな、ってとこはあるある*1。他のも切なしでしたよ、じーん。

*1:でもこれが、同窓会で会って話したりすると、「いつそんなのを見てたー、今じゃなくてその時に言ってくれよー」というようなことを親しく言われたりしてさ。何で本人(私)は憶えてないのに、他人のことはよく憶えているわけ?