(3)ブログ進化論(ISBN:4062723735)
- 作者: 岡部敬史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/04/21
- メディア: 新書
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(ネット上の発信)全体を俯瞰した分析はもはや無意味だ。
このような大局論と同様に技術論も訴求力がなくなったと思っている。
どうやって発信されているとかよりは、何が発信されているのか。面白い点はここにあるし、ここをぬきにブログを語っても魅力がないと思う。
(p.32-33)
今までは、コンテンツそのものを探しすぎたきらいがあるように思える。しかし、一般の人が自由に発信しているブログというものは、コンテンツそのものよりも才能を発揮する場所としてのポテンシャルの方が断然高い。(P.131)
テーマを絞った、言ってしまえば人気を"狙った"ブログが減り、自分のスタンスで書くブログが増えるのでは−−−と考えている。(p149)
文字・画像から音声化・動画化へと進み、「最終形態は動画ブログ」と書いてあったけど、どうなんだろう? ポッドキャスティングは結構聴いているんだけど、あまり動画には魅力を感じないのです…。
非常に読みやすい本で、面白かった。本の中で紹介されていたブログもいくつかお気に入りに入れました。この本は『日記力―『日記』を書く生活のすすめ』(ISBN:4062722011)と並べて本棚に置こうと思います。